2016.09.13

先端科学講座

 今年度の先端科学講座は9月12日(月)13時20分から,小学5・6年生と中学1年生対象に光風館の講堂で行われました。今回は京都大学環境安全保健機構の角山雄一先生にお越しいただき「放射線って何だろう?私たちの身の回りの自然放射線環境」について教えていただきました。

 角山先生は,話し始めから終わりまでステージ上をアグレッシブに動きながら,話して下さいました。また,具体物の提示やクイズ,実験(子どもたちが機器を手にしてお手伝いをさせてもらった実験もありました),など,絶妙な間も入れながらユーモアたっぷりのトークで,児童・生徒は「角山先生ワールド」に引き込まれていきました。

 児童・生徒は,実験では驚きの声,冗談では笑い声,そして東日本大震災での原発事故ではため息とともに目をつむり,じっくりと考える様子が見られました。

 公演後の小学生達の感想を一部紹介させていただきます。

 「今まで放射線ということについて考えたことが無かったので,きっと周りの人も私と同じ意見を持っていると思うから,たくさんの友達に自慢の一つとしていえてうれしいし,科学者にもしなったら,活用できると思うとさらにうれしかったです。」(6年 女子)

 「放射能には種類があるとは知りませんでした。放射線は悪いものばかりだと思い込んでいたので,まさか身近なレントゲン撮影にエックス線が使われていると聞いたときとても驚きました。」(6年 男子)

 「風船の実験とかで,むずかしいことをおもしろく説明してくれたので,すごく分かりやすかったです。最後の方の質問を聞いて,いつか放射線を消す機械ができて,福島の人たちがちゃんと安全に住めるようになればいいなと思いました。」(5年 女子)

 「食品などに放射性同位体がたくさんあるというのは全然知りませんでした。宇宙には放射線がどのくらいあるのかずっと知りたかったけどついに今日,先生に教えてもらったのでうれしかったです。今日帰ったら,すぐにお父さんとお母さんに言います。」(5年 男子)

 今日の先端科学講座で児童・生徒は,科学というものを近くのものとして感じ,身の回りの事象に興味をもって追究していこうと思ったようでした。