３年生全員で阪急電車に乗った先の、いつもならお仕事の人や車ばかりの四条烏丸周辺の辻々には、この時期ならではの見事な山・鉾の数々が。事前学習でもたくさんの山鉾を見てきた児童たちからは、本物の大きさとその装飾の豪華さに感動し、「すごーい！」「初めてこんな近くで見た」等の率直な感想が漏れていました。

そして今回の目玉は、この数年コロナ等で叶わなかった山鉾の上まで登って見学させて頂くことの復活。以前、光華小学校にお勤めだった先生の肝いりで、全員が「岩戸山」に登らせて頂きました。内部の急な梯子段を緊張しつつ登り、周囲の家の２階よりも高い所からの景色とその内部の装飾品に触れるなど、児童たちは貴重で贅沢な時間を過ごせました。予想通りの蒸し暑さで、往復の移動は大変だったものの、たくさんの山鉾を見学することができました。京都の夏は、やはり祇園祭が来ないと始まりません。