NEWS

2022.11.21 [Mon]

授業

3年生 音楽

 3年生音楽では、サン・サーンス作曲「白鳥」を鑑賞しました。通常であれば、CDを聴いて旋律の特徴を感じ取るのですが、今回は3年生の先生によるチェロと2年生の先生によるピアノの生演奏で鑑賞をしました。

 最初は曲名を伏せた状態で演奏を聴き、どんな曲名かを考えました。曲名を当てるのはなかなか難しかったですが、子どもたちは演奏を聴いて、「穏やかでのんびりしている感じがする」「さわやかな感じ」、「音が消えていくところもあって、優しい感じ」など、上手に言語化して発表していました。

 後半は、チェロの演奏、ピアノの演奏を分けて聴き、それぞれの特徴を考えました。チェロは伸ばす音が多く、高い音から低い音まで出てくるという点に気がつきました。ピアノは同じ音のくり返しになっていることや音符の動きが細かいこと、また音の重なりがあることに気がつきました。

 最後は、チェロとピアノそれぞれの特徴と曲名の関係を考え、「チェロはだんだん音が大きくなるところがあるから白鳥が成長している様子を表しているんじゃないかなぁ」、「チェロの旋律は白鳥の親で、ピアノは白鳥の子どもを表現していそう」と答える児童や「ピアノは水の上を泳いでいる様子を表しているのではないか」と考えた児童もいました。

 目の前で実際の楽器を用いた演奏を聴くことができ、貴重な鑑賞の時間となりました。