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2025.06.14 [Sat]

授業

5年生 算数

5年生は今、「合同な図形」の単元で「三角形や四角形の内角」について学習しています。今回の授業では、「三角形の外角は、それに隣り合わない2つの内角の和に等しい」ということがなぜ成り立つのかについて考えました。
それが成り立つことを知っている子はいても、説明となると詰まってしまいます。そこで、子どもたちは今までの角度の学習を思い出し、「錯角」や「平行な場合、同位角は等しい」といった、4年生で学習した知識を活かせないか考えました。そのためには平行な線がいると気付いてからは早く、底辺と平行な直線をひき、なぜ成り立つのか上手に説明していました。他にも、平行四辺形をつくって考えたり、外角を求めるための式をいくつかかき、それらを比べることで、なぜ成り立つのかを考えたグループもありました。
自分の手や頭を使って「なぜそうなるのか」を考え、グループやクラス全体で意見を交わす中で、より深く理解していました。今後も、なぜそうなるのか、そして、一つの考えだけではなく、様々な見方で物事を考える力を育てていきたいと思います。