光華がわかる!連載マガジン Vol.1

2022.05.18

伝統文化から学ぶ、「おもいやりの心」・「共生していく人間力」。

vol.1

京都は、今も伝統文化が息づく街。

そんな古都に位置する光華小学校では、日本の伝統文化をプロから学ぶことができます。
普段の生活ではなかなか触れられないお琴や茶器を実際に使い、
専門家から直接指導を受けられる授業を取り入れています。

今、伝統文化を学ぶ意味。

そもそも、なぜ伝統文化を学ぶのでしょうか?

伝統文化を学ぶとどんな力が身につくのでしょうか?

伝統文化は日常生活から遠い存在ではありません。
例えば、伝統文化科目の一つ「礼法」では、
毎日何気なく行っている配膳の正しい作法が学べます。
「家でも実践してくれた!」「わが子の成長を感じる!」
保護者の方からも多くの反響があります。

また、伝統文化の所作の一つひとつには
「相手をおもいやる心」「感謝の心」が込められています。
礼儀正しいあいさつや美しい動作を行い、
自分も相手も心地よく過ごせるように規律を正して生きること。
伝統文化の本質を理解することは、さまざまな考え方を持つ人々を思いやり、
意見を交換し、より良い世界をめざして共生していく「人間力を身につけること」なのです。
価値観の多様化が進む現代社会において、ますます学ぶ意義があるといえます。

京都だからこそ!プロから学ぶ。

5年生「邦楽」

生田流筝曲・野田弥生先生のもとで、「邦楽」を学びます。邦楽専用の特別教室に常備しているお琴を実際に演奏し、日本の音楽の美しさを味わいます。豊かな感性が磨かれ、自国に誇りと愛着を持ちます。



6年生「茶道」

裏千家・千宗室家元のもとで「茶道」を学びます。茶道の作法に込められた、気遣いや心配りなどの「おもてなしの心」を身につけます。幼稚園から大学までの学び舎が併設する総合学園のメリットを活かし、大学構内の本物の茶室を使って学びます。


全学年「礼法」

1~6年生対象の「礼法」では、小笠原流 小笠原清忠 宗家指導・監修のもと、さまざまな作法を学びます。発達年齢に応じたカリキュラムになっており、低学年では「履物を揃える」「お辞儀をする」際の美しい所作などを、高学年ではビジネスや社交の場で役立つ対人的なマナーなどを修得します。

グローバル社会で活躍できる子どもを育てる!


世界のグローバル化が加速するにつれて、
多様性を理解し、国際感覚を身につけることがますます求められます。
本校では、普段から日本の伝統文化の豊かさを学んでいるからこそ、
自国に誇りと愛着を持ち、海外に向けて堂々と紹介できる素養が培われます。
さらに、フィンランドの小学校と交流活動では、
京都の文化・歴史・食フィンランドの小学生に発信するプロジェクトを行っています。
それぞれの違いを理解し、お互いの良さを尊重する
コミュニケーションを実践的に学ぶことができるのです。

日本文化の故郷である京都の学校ならではのカリキュラムで、
本物の伝統文化を学び、
「おもいやりの心」・「共生していく人間力」を身につけませんか?